第6回リーモ・デールの森づくり活動
2016年11月16日(水)に、第6回目となるリーモ・デールの森づくり活動を行ってまいりました。
今回は、数年ぶりに、森づくりのプロである「森の世話人事務局」の方にリーモデールの森に足を運んでいただき、森づくりについてご指導いただきました。
これにより、森づくりについて新たに発見があり、リーモデールの森づくりの方向性にも変化がありました。
それは、「登山道を通るハイカーのための森づくり」というテーマです。
実はリーモデールの森は、数十メートルにわたって登山道に面しています。これまでは、登山道から少し入った場所で、下草刈りや階段づくり、植樹などを行っておりましたので、残念ながら活動場所がハイカーの目に触れる機会はほとんどありませんでした。
今回は、登山道に沿って下草を刈り、常緑樹を伐採しましたので、登山道がスッキリとし、なかなか景観を良くすることができたのではないでしょうか。
ちなみに、伐採の際には、常緑樹であっても、“もちつつじ”の木は、春から初夏に花を咲かせるため残すことになりました。
なぜ“もちつつじ”という名前なのかというと、花の“がく”がモチモチとしているからだそうです。
次回の活動は、ちょうど春から初夏の間で予定しています。
咲き誇る“もちつつじ”を見ることができるでしょうか…。春がくるのが待ち遠しいです。
また、これまでの活動で作ってきた階段づくりの手法を応用し、登山道の侵食を防ぐためのガード作りも行いました。
伐採した1mほどの常緑樹の幹を道の端に置き、外側を支える杭を数本打ち込み、その後、上に下草を重ね、押し固めて完成です。
下草で幹や杭が隠れるため、登山道を通るだけではガードは見えませんが、縁の下の力持ちとして、少しでも土砂崩れの防止につながればと願っています。
活動中、数名のハイカーの方とすれ違いました。皆さん、笑顔であいさつを返してくださる、素敵な方達です。
今後も、地域社会に貢献できるよう、ハイカーの皆さんの安全を守りながら、楽しくハイキングしていただける森づくりを進めていきたいと思います。