第7回リーモ・デールの森づくり活動
2017年5月17日(水)に、第7回目となるリーモ・デールの森づくり活動を行ってまいりました。
初参加者4名を含む今回の活動では、まず経験者が道具の使い方をレクチャーした後、昨年11月の活動から変化がないか、活動地内をぐるっと見て回りました。
その結果、登山道沿いに、「もちつつじ」が可憐な花を咲かせているのを見つけました!この「もちつつじ」は、春から初夏に花を咲かせるため、前回の活動時に、常緑樹にも関わらず伐採せずに残したものです。初夏を迎えたリーモデールの森は、活き活きとした新緑に包まれていますが、その中でも、「もちつつじ」のピンク色の花びらは、ひときわ小さくてもよく映えていました。ここを通ったハイカーの方も、「もちつつじ」の可憐な美しさに、ひととき疲れを忘れたかもしれません。
また、以前植樹した桜の木の支柱が倒れていたため、すぐに支柱を起こし、打ち直しました。支柱に引っ張られ、桜の木も倒れかかっていましたが、このような状況でも幸いなことに桜の木は順調に成長しており、ほっと一安心です。この桜の木は、まだ高さも低く、幹も細いですが、これから大きく根を張り、大雨の時には土砂災害の低減に貢献できる1本になってくれることを願います。
階段づくりでは、斜面が急すぎてこれまで作業しにくかった場所についに手を入れました。地面を平らにならす作業は、両脇の土を大きく削る必要があり、また途中で木の根っこにより鍬(クワ)が阻まれたため、斜面の緩い場所よりも時間が掛かりましたが、皆で力を合わせ無事に完成させることができました。これで今後より安全に活動ができそうです。
これからも地域社会に貢献できるよう、継続的に活動を行ってまいります。